やっと治りはじめた、、でもニキビ痕に日焼けって禁物?
みなさんこんにちわ。 世の中には、ニキビで悩んでいる人が本当にたくさんいますよね。 私の知り合いの皮膚科でのお問い合わせランキングも1位は、やはりニキビ痕に関することだそう。
特に最近では、大人ニキビのお問い合わせがとても多いそうです。思春期にできるニキビとはまた違い、おとなになってからのニキビは原因がいろいろ考えられるため、治療も根気よくやることが必要なんですよね。
ニキビのある方にお話を聞くと本当に憂鬱で人に会うのも嫌になってしまうほどだとか・・・。
私は以前皮膚科で働いておりましたので、たくさんのニキビ治療を見てきました。
ニキビ治療をされてる方にもこれからされる方にも少しでもお力になれればと思い、ブログを書くことにしました。
少しずつ更新していきますので、よろしくお願いいたします!
ニキビ跡に日焼けは避けるべき?
さて、今日はたまに聞かれる 「ニキビ跡に日焼けはいいのか、わるいのか」についてお答えしたいと思います。
日光には殺菌作用があるため、日焼けによってニキビが殺菌され、ニキビがなくなった!という方に会ったことがあります。
その方は日焼けにより、体も暑くなるのでデトックス効果もあり、それでニキビがなくなったとおっしゃっておられました。
これは本当なのでしょうか?
実は、ニキビができている部分に日焼けをすると、色素沈着してしまうことが多々あります。
ニキビ自体が小さくなっても、ニキビの部分が黒ずんで残るので、結果お肌にはよくありません。
また、肌の皮脂自体も皮膚の中に潜んでいる状態なので、何かのタイミングがあれば、またかなり出てくる可能性もあります。
またニキビだけでなくニキビ跡に対しても日焼けはよくありません。ニキビ痕自体、肌の再生がうまく行かずに肌が壊れてしまっている部分。
そんな弱くなっている部分に対して、更に刺激をあたえると、ダメージは深くまで入り込んでしまいます。
結局先ほどの方は環境が変わったと同時に、またニキビに悩まされ。。。 現在は、治療に一生懸命通っておられます。 まさに色素沈着の治療も一緒にしているそうです。
ということで、ニキビ、ニキビ跡には日焼けは・・・しないに越したことはありませんので、お気をつけくださいませ。
とくにニキビに日焼け止めを塗りたくないときは帽子や傘で、なるべく直接日光が当たるのを避けて早めの治療を心がけてくださいね♪